師走。
走り回る教師たちと同じくらい、食品業界の方も走り回るのではないか?
と毎年思います。
赤・白・緑のサンタカラーが終わったら、あっという間にお正月。
ごちそうがいっぱい食べれるから、嬉しい季節でもあります♪
今年こそはおせちを作るぞ!と意気込んでいる私。
先日、お正月ニッポンプロジェクト主催『はじめてのおせち』レッスンに参加してきましたので
その様子をレポートさせて頂きます。
まずは、かまぼこや伊達巻でおなじみの紀文食品さんより、おせちの由来を説明して頂きました。
年が明けると、年神様が山から家々におりてくるそう。
その年神様をお迎えし、おもてなしをして家族の健康を願う行事がお正月なのです。
お正月に関するアイテムも、ちゃんと由来があるんですよ。
●門松:年神様に迷わず我が家に来て頂く為の目印。
●しめ縄:我が家は、お迎えをする準備が整いましたよという合図。
●鏡餅:年神様へのお供えもの
●おせち:お供えした食べ物を一緒に頂く
●祝い箸:両端が細くなっているのは、年神様と一緒に食事をする為。
片方は自分が口をつけ、もう片方で年神様が食事されているんですって。
なので、裏側をとり箸に使うのはNGなんです!
年神様が食事中なんでね。
▼祝箸
おせちといえば、お重詰め。
ぎっしり入っているお重もありますが、人数にあわせて素敵に盛る方法もたくさんあります。
1人分づつ盛る食べ切り型や、2人分など、それぞれの家庭で食べやすいように
アレンジして盛る事ができます。
おせちを詰める際に気を付ける事はたったの2点!
@お重に詰める品数は奇数の数にすること。
(9品とか11品とかね)
Aお重の正面を決め、奥から形の取りやすいものを詰めること。
(かまぼことか伊達巻とか)
これだけなんです。
思ったより簡単じゃーん!とテンションが上がったところで、SHIORIさんのおせちレクチャー
が始まりました。
とってもわかりやすくコツを教えてくれるSHIORIさん。
キラキラした笑顔が素敵です。
今回は、
・はんぺんの伊達巻
・松風焼き
・関東風お雑煮
の3品を教えて頂きました。
はんぺんの伊達巻はフードプロセッサーを使って混ぜ、フライパンで焼くだけの簡単レシピ!
みりん・お砂糖・はちみつの3種類の甘さがとても美味しいです。
松風焼きはふっくらジューシー。
丁寧に出汁をとったお雑煮は、体に染み渡る美味しさでした。
最後にお重づめも体験し、出来上がったおせちがこちら。
・奥に、形のとれるものから詰める
・品数は奇数に
を意識して盛ったお重詰めです。
▼出汁をとったお雑煮
かまぼこの飾り切りにも挑戦しました。
結びという切り方です。
今年は、丁寧に出汁をとったお雑煮と、
自分で作ったおせちで新年を迎えたいと思います!
このような素敵な機会を頂き、ありがとうございました。
おまけ
次の日の朝ごはんに、早速飾り切りの練習をしました。
結びと、孔雀!